理事長所信

率先垂範〜おまえがやらなきゃ誰がやる〜

【はじめに】

 人が生まれてくる理由とは一体何でしょうか。私は「魂を向上させる為」であると考えます。では、「魂を向上させる為」には何が必要でしょうか。私は経験だと思います。魂の向上には楽しい事だけではなく修練を積む事も必要であり、その本質を理解する事が大切です。また同じシチュエーションを繰り返すのではなく、その原因を探り、原因を作らない事ができるようになれば、それは魂の向上といえるでしょう。

よく青年会議所は「人生最後の学舎である」と言われます。その言葉の通り、青年会議所は多くの学びと自分を変えるきっかけを与えてくれる団体です。自分の利害に関係なく失敗を恐れず、様々な難題にも思い切って挑戦をする事ができます。年度毎に役職も変わり様々な経験を積む事ができ、青年会議所とはまさに「魂を向上させる場」なのです。

【まちづくり・ひとづくりは自分づくりから始まる】

「他人に変わって欲しければ、自ら率先して変化の原動力となるべきだ」

この言葉はインド独立の夢を叶えたマハトマ・ガンジーの言葉です。日々の忙しさと時間に追われる事で初心を忘れてしまい、気概を持って「やっていた」事が、いつしか「やらされている」という意識にはなっていないでしょうか。何事にも能動的な姿勢で取り組む事ができれば、様々な機会がある青年会議所において、また社会においてもその機会をつかみ取る事ができると思います。皆思い出してほしい。新たに物事を始めた時の高い志を。

まずは、自らの意識を変え、「やってやるぞ」の当事者意識のもと、「率先垂範」して参ります。その踏み出す一歩が、我々の住み暮らす地域の発展と未来の新たな礎になると信じております。

【35周年を迎え更なる未来へ】

 昭島青年会議所は、1985年に全国で736番目のLOMとして創立し、長きにわたって地域を盛り上げ笑顔溢れるまちを作ってきました。私達は今後も先輩諸兄姉や地域関係諸団体の皆様に、尊敬と感謝の心を持つとともに、受け継がれてきた熱き想いを絶やさず、未来を切り拓いていく為に常に挑戦し続けます。それには新たな行動を起こしていかなければいけません。青年会議所活動は単年度制である為、その年によって掲げるスローガンが変わり、目標や手法が変化します。ただ、明るい豊かな社会を築き上げる想いは昔も今もさらには未来においても常に変わらないものです。私達はこれから次の世代へ、青年としての熱き想いを繋いでいく為にも、35周年を節目とし、メンバー一人ひとりが笑顔で溢れる未来をまっすぐ見据えて活動を行って参ります。

【地域共生の実現】

昨今、児童虐待や高齢者ドライバーによる死亡事故の報道をよく目にします。児童虐待はどうしたらなくなるのか。高齢者は免許を返納した後どのように地域で暮らしていくのか。我々に何かできる事はないかと考えた際に、老若男女・障害の有無も関係ない地域の交流の場を増やす事が必要だと思います。市民との交流からわかる事、見つけられる事などにアンテナを張って、地域関係諸団体・行政と手を取り合っていく環境を作る事が、地域共生への一歩となると信じております。そしてこれには、地域住民が「やらされる」のではなく「率先してやる」と能動的になるように地域全体を整備していく事が必要です。JAYCEEとして率先し共生社会の課題に向き合い、昭島市が掲げる『楽しいまちづくり』の一端を担って、誰もが住みやすいまち昭島の実現に向けて邁進致します。

【東京オリンピック・パラリンピックから子供達へ夢や希望を】

2020年7月24日金曜日、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

4年に1度の世界的スポーツの祭典、東京で行われるのも56年ぶりという事もあり、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。 東京オリンピック・パラリンピックでは大きな経済効果が期待される他に子供達の夢や希望を育む素晴らしい機会になると考えます。一流アスリート達の躍動する姿を見て感動し、昭島市からも彼らを目標とする子供達が出てくる事でしょう。この人生で一度あるかないかの機会を契機とし、昭島にある社会資源を活かしたスポーツ振興を図り、子供達にスポーツを通じて夢や希望を持ってもらえる事業を展開します。

【昭島青年会議所を発信し仲間を増やす】

 私達は、組織を活性化させる為、仲間を増やさなければなりません。その為には、世間に青年会議所を認知してもらうべく情報を発信する必要があります。方法としては、SNSやホームページでの情報発信はもちろん大事ですが、実際に地域の皆様の所へ足を運び、対話をして青年会議所がしている運動について認知してもらう事も必要です。拡大において、物事が簡単に進む事は珍しい事です。ただ、この地道な一歩一歩を続けていく事で地域の人の心を動かし信頼を得ていく事ができれば、そこに魅力を感じた人が集まり、さらに組織が活性化されていくと考えます。本年は、メンバー一人ひとりが青年会議所の広告塔だという事を自覚し、昭島青年会議所のブランド力を高め、2019年度からのバトンをしっかりと引継いで30名LOMの達成を致します。また、30名LOM達成だけに重きを置くのではなく、理事長自らがメンバーの「人生をも変える」という気概を持ち、人の為になれるよう邁進致します。

【結びに】

「新日本の再建は我々青年の仕事である。」

時代は変われど、JAYCEEとして心に抱くべき青年会議所創始の決意を忘れてはなりません。青年としての「英知」と「勇気」と「情熱」を持ち、人々に率先して行動を起こす事が青年会議所運動の根本です。挑戦する前から無理だと決めつける事はやめ、一歩踏み出しましょう。私自身、皆の先頭に立ち、範を示せるよう力の限りを尽くします。

まちから必要とされる青年会議所であり続ける為に、一人ひとりが青年会議所メンバーとしての自覚を持ち、率先垂範の精神のもと行動をする集団として、共に目指すべき理想に向けて邁進しましょう。まちの為、家族の為、会社の為、自分の為となる事を信じて。

理事長紹介

昭島青年会議所 第36代理事長 日惠野 貴之

昭島青年会議所
第36代理事長 日惠野 貴之

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